風邪をひいたので

熱が出ました

知恵熱のようなものだと思うので、寝れば治るので平気ですが、
旅先で病気になることほど不安なことはありませんよね。

ゴールドコーストは日本語の通じる病院がいくつかあるようです。
一番行きやすいのは、サーファーズパラダイスにある病院でしょうか。
ハードロックカフェからサウスポート方面にまっすぐ5分くらい歩いたところにある、とてもアクセスのいいところです。

私はダイビングのライセンスをとるための健康診断でこちらの病院に行き、そこで日本人の看護師さんを見かけました。
診察自体は現地のお医者さんなのですが、記入が必要な書類などには日本語で説明が付されてあって、お医者さんの指示さえ理解できればまごつくことなく診察を受けられますよ。
(それも、深呼吸してー、とかその程度なので雰囲気でわかります)



さて。
熱を下げたいときはみなさんどうしますか?
私は、ふとんをいっぱいかぶってとにかく汗をかくように教えられました。そのため、夏風邪はとってもつらいのです。

以前インターネットの記事で、この方法は体にかえって負担をかけるのでよくないと書いているものを見つけ、そのときはショックでしたが、
結局この方法がいちばん手っ取り早いし確実に熱が下がるので、ついついそうやってやっつけてしまいます。


知恵熱なんて書きましたが、食生活の乱れも原因かな。
食費を切り詰めると栄養が偏るので、上手にビタミンをとっていきたいです。
オーストラリアはサプリメント大国らしいので(大きめのスーパーには必ずサプリメント棚があります)マルチビタミンでも飲んでみようかな。

小旅行に出よう、Tweed Heads編

思い立ってTweed Headsにひとりで出かけた。


Tweed Heads(以下ツイードヘッズ)とは、サーファーズパラダイスの南、ニューサウスウェールズ州との州境にある。

見所はただ一つ、その昔オーストラリア大陸を発見したキャプテンクックの船が難破したという難所、ポイントデンジャーだ。

なにやら大きなモニュメントが建っているらしいので、それを目指す旅にしよう。

担任の先生は車でその近くからサーファーズの学校まで通勤しているから、きっと車でいけばすぐなのだろう。
しかしそこはペーパードライバーの私。
パシフィックフェアでバスを乗り換えて、あとはツイードヘッズ直行のバスで一本。



わくわく。

カランビン動物園、空港をさらに越えて。


州境の看板が見えたら、ポイントデンジャーはすぐそこ。


地図によるとこの坂を上ったところにあるはず。



あった!

でかい!


モニュメントの後ろは・・・


ニューサウスウェールズ側の浜。
ここもサーフィンの名所らしい。


遠くに見えるサーファーズパラダイス
Q1はどこからでも目立ちますな。



今回は昼間に行ったが、ここから見る夕暮れはきれいに違いない。

ツイードヘッズの町自体は、おしゃれな雰囲気のレストランやブティックが並んでいてのんびりした雰囲気。海沿いは休日だったこともあって賑わっていたが、サーファーズパラダイスほどではなく、カフェのテラス席で読書するには、ゴールドコーストエリアでは最もいい場所ではないだろうか。
インフォメーションセンターではパドルボーディングなどのアクティビティ情報も充実していて、アクティブ派にもすすめられる。



休日ふと思い立って出かけるには距離も最適で、綺麗なビーチと断崖絶壁を両方見られて充実の一日だった。

続セカンドビザ考

※ご注意
この記事は、ワーキングホリデーでオーストラリアに来た方、または行こうと考えている方に向けて書かれたものです。
事例として示したものはすべて事実ですが、単なる一例にすぎないことをご承知ください。




以前書いた「セカンドビザ考」という記事http://d.hatena.ne.jp/nyandachuratoh/20111107/1320648266に関して
前回は現実面の厳しさに主眼を置きました。

では、そういった厳しさがあってもなおセカンドビザをとることのメリットとは何なのでしょうか。
今回はそのメリットについて考えてみます。

まずは簡単なおさらいから。
+セカンドビザの基本についておさらい

セカンドビザとは、ワーキングホリデービザをとって入国した人が、政府の定めた条件をクリアすることによって、もう1年滞在を延長するために取るビザのこと


ではどうしてそのセカンドビザを取るのでしょうか
+メリットとは

①英語力
英語を話せるかどうかは、座学1割、慣れ9割という実感があります。
その点、もう一年滞在期間がのびることは、流暢さを増す上で当然役にたちます。
ある日本人男性は農場で3ヶ月働いた後、発音がカンペキなオーストラリア英語になったそうですよ。

②収入面
セカンドビザを取るためのお仕事では、多くの場合給料を得ることができます。この仕事中、特に農場の仕事では周りに娯楽がなく、お金は貯まる一方という場合が多いので、ここで貯めたお金でラウンドトリップに出たり、学校に行ったりと選択肢も広がります。

③職歴に
外国で働いたということは、日本に帰ってから胸を張って発表できることの一つでしょう。
履歴書に職歴として書くもよし、そのときの経験を面接で語るもよし。
生かし方は自分次第で様々です。
友人の一人は、日本では農学を専攻する学生さんだそうですが、農場での経験を将来勉強に生かすつもりだと言っていましたよ。

④日本人のいない環境
都会にくらべて、農場では当然日本人が少ない環境で過ごせます。
どこにいってもアジア人が多いという情報は聞きますが、私の友人は農場でイタリア人のかっこいい男の子となかよくなったと言っていました。
そういう機会も期待できるかもしれませんよ。
なんちゃって、ゲスだなぁまったく。


いかがでしょう
魅力的なセカンドビザ、
ぜひ賢く取って上手に生かしたいですね。

派遣される農場によってピンからキリまで待遇に様々な違いがありますから、エージェントや経験者に話を聞いたり、インターネットで情報を集めるなど下準備をしっかりして、慎重に行き先を選びましょう。いざ場所が決まったら、体調を整えるなどして、万全の体制で臨みましょう。

そして自分に合わないな、と感じたら、まずは時間をとってじっくり考えてみましょう。時間に余裕があれば、帰ってからまた新しい場所を紹介してもらうことも可能ですから、辛くなりすぎる前に勇気ある撤退をすることも、一つの賢い選択です。人間誰しも体が資本ですぜ。

なにより、楽しんで働けることが一番です。
それが日本人が、労働環境の異なるオーストラリアに来る一つの大きな意義でもあるのだと思います。
ですから、楽しんで働けるところで働くのが、あなたにとって一番いいことなのだと思います。
少なくともオーストラリアでは、ね。





それでは各人、今日もオーストラリアを満喫していきましょう!!

うまい甘味、パンナコッタ編

ラリアのデザートは甘い。


がっつり甘いものが好きな方には天国のような国といえますが、
そうでない場合は、一口食べると、頭に”糖尿”の二文字が浮かんで消えます。
生クリームよりもアイシングシュガーがトッピングの主流ですもの。



そんななかでこの一品。
Vapianoのパンナコッタ!


う・・・うまい!


なにより甘さひかえめなのがうれしい!
日本で食べるスイーツと同じくらいのつつましい甘さです。
ひんやりしているので夏でもいけそう。
バニラビーンズをたっぷりつかった甘い香りがなんともいえません。

砂糖を使えばいいってもんじゃないんだぜ、と、この国では何度思ったことでしょう。
「おいしいスイーツが食べたい、安価で。」
そんな願いをかなえたこの一品、ああ教えたくないっ!

このパンナコッタは2人にすすめましたが2人とも大絶賛してくれました。
値段は$3.90とお手ごろで、しかもお好みで、甘酸っぱいイチゴのソースをかけてくれます。


サーファーズパラダイスの目抜き通り、カビルアベニューからすいっと横に入ったところにあるこのイタリアンレストラン、
メインメニューのパスタはちょっと高めです。
個人的には、値段の割に大味かな、と思いました。
平日ランチタイムはパスタが10ドルになると案内が出ていました。パスタはこのときに行くのがよいでしょう。

しかしその分飲み物やデザートは安めの価格設定で、カフェ感覚で行くのが実は一番なのかもしれません。


ひとりカフェにもなかなかに適。
イスにも背もたれがなく長時間いるのには向きませんが、ちょっと読書するには十分でしょう。
バルコニーにある席からカビルアベニューを見下ろす気分はちょっと偉い人になったよう。タイミングが合えば路上パフォーマンスもここから楽しめます。
場所によってはビルの隙間から海も見えて、ちょっと感傷にもひたれるロマンティックな立地なのでございます。

最近気になるのが、私がクッキングパパと影で呼んでいるコックさん。
目がクッキングパパに似ているのですが、色黒で、どこかラテンな雰囲気です。外国からいらした方なのではないでしょうか。
こういうことがあるとパンナコッタの食べ方も少し上品になってしまいます。なんかこう、一口が小さくなったりしちゃいます。乙女ですね。

パンナコッタのほかにも、ティラミスやチョコレートケーキなどのバラエティがあります。
おすすめです!

セカンドビザ考

※ご注意
この記事は、ワーキングホリデーでオーストラリアに来た方、または行こうと考えている方に向けて書かれたものです。
事例として示したものはすべて事実ですが、単なる一例にすぎないことをご承知ください。





オーストラリアには、ワーキングホリデーで来る若者が多い。

ワーキングホリデービザは申請が簡単で、(学生ならばオンライン申請のみで、最短で翌日にはビザが下りるとのこと)
1年間その国で自由に過ごせるビザだ。
学校には16週間まで通えて(抜け道はあるようだが)、働くのも旅をするのも、何をするのも自由だ。

このビザは1年延長できる。
これには条件があって、延長申請のためには政府の規定した場所で88日間以上働かなければならない。
(ただし、政府の定めるこれらの条件は変わるおそれもあるので、事前の詳細なチェックが必要である。)


この条件が問題なのである。

主に農場の仕事が見つかりやすいので、多くの人は農場で働くことになる。
農場の仕事は、インターネットで、旅行会社で、掲示板の張り紙で、などあらゆる見つけ方がある。
非常に激しい肉体労働を課される場合もあるが、乗馬をしにくる観光客を相手にするといった、「楽しくて仕方がなかった」と経験者に評されるような仕事もある。
農場はバスや電車の交通網が敷かれていない僻地にある場合が多く、あらかじめ見学にいけるわけでもないのでギャンブル的要素が大きいのだ。


仕事自体は作物の摘み取りなど単純なものが多いが、日本の7倍といわれる紫外線量を浴び続けることは、他人種と比較して肌の弱いアジア人には大きなリスクである。

友人の体験談を紹介しよう。

彼女はケアンズからバスで3時間という僻地のハーブの摘み取り農家で仕事を得た。
朝7時から午後3時まで、昼1時間のランチ休憩を除いてはノンストップで野外でしゃがんだ姿勢での摘み取り。
手を休めているとすぐに監督がやってきて「手が止まってる!」と注意をしにくる。
男女で仕事内容に差はない。

宿舎は清潔とはいいがたく、テレビやネット環境は当然ながら整備されていない。食事はすべて自炊となるが、最寄のスーパーはバスで1時間ほどいったところにあり、平日仕事終わりに行くためのバスがないため、週末にまとめて買出しに行くしかない。食料のみならず身の回りのすべてのもの(石鹸など含む)をそうやって仕入れるほかない。
給料は週100ドル。


彼女はその農場での労働を、「刑務所のようだった」と表現していた。
このままでは体を壊してしまうと判断した彼女は、日本に帰る用事ができたと言って、88日間の期限前に仕事を辞めてきたという。
帰ってきた彼女の背中には、赤黒い日焼けの跡ができていた。


根性論で片付けてしまえばそれまでだが、話を聞く限り、普通の女子大学生が全うできる仕事ではない。
中には慢性的な腰痛をわずらうなど、本当に体を壊してしまう人もいるそうで、
セカンドビザを餌にして、オーストラリアが政策として、いわば弱者である外国人に重労働をさせているのだとしたら許しがたい。


とはいえ、前述のとおり農場によっては、比較的楽かつ食事がついているところもある。そのほか細かい条件(土日を88日間のカウントに入れるか、など)に違いがあるので、あらかじめできる限りの電話などで確認しておくべきだろう。英語力に自信がない場合、日本人が多い農場に送られることを覚悟しても日本人エージェントに頼むのが賢明といえるかもしれない。

現地エージェントの中には、1000ドル以上の紹介料をとって、その後は催促の電話を入れるまで全く音沙汰なし、などという悪徳業者もいるのでご注意。
不平不満を口にしないのは日本人の美徳だが、それにつけこむ輩もいるということを忘れてはならないだろう。


オーストラリアで様々な経験を積むことは有意義だが、何でも試練と思って耐えるのではなく、他の選択肢を常に視野にいれて柔軟に動きたいものである。



続編できました。「続セカンドビザ考」
http://d.hatena.ne.jp/nyandachuratoh/20111108/1320729114

違った角度から見てみました。

似顔絵を描くと

学校に、女子にとても人気のある先生がいる。


長身で、きれいな歩き方をするので、みんなが元モデルだとうわさしている。

髪が長くて言葉がやわらかいので、ゲイなのではないかとウワサする人もいる。

しかし、そういった物腰のやわらかいヤサ男風の男に、大方の女子(特に日本人)は弱いのだ。

以前学校にいた日本人の女の子は、その先生が本気で好きで、卒業の日に思いきって気持ちを伝えたら、「ありがとねー」といった感じで軽くあしらわれてしまったらしい。
こういうことが一度目や二度目ではないことが伺える。


その先生とは普段クラスにあたることが無かったのだが、一度だけ代替教員として私のクラスにやってきたことがあったので、そのときに、
「モデルをやっていたと聞きましたが、どこのブランドですか」
などと聞いてみると、
モデルをやったことはないが、ファッション関連の仕事はしていたことがある、とのこと。

おお、モデルではなくてもやはりその整った感じはファッション業界で培われたものでしたか。


そんな彼だが、授業はいたって平凡で、よくあるタイプ。
テキストの筋書きに1から10まで従うものだ。
ついつい私も気が逸れがちに。

気づくとこんなものを描いていた。




似てる・・・似てるぞ

ふと模写した顔が思いのほか似ている。


そして、あの先生のことを思い出すたびに、まずこの落書きが浮かんで、かっこいいはずなのに、ぷふっ、と噴出してしまう対象に。



かっこよさなんてそんなもんさね。

と、上手にまとめたい日曜の昼下がりでございました。

ホットヨガ

最近マーメイドウォーターズ(パシフィックフェアの南)に新しく支店ができたらしい、
Bikram Yogaというヨガ屋さん(?変な呼び方ですが。)。

10日間で$25というお試しレッスンをやっているらしかった。

ラリア人の友人M氏がヨガマスターの域に達するほどの愛好家で、常に私にヨガをするよう勧めてくるので、よっしゃいっちょやってやるか、と、思い切って人生初のチャレンジをしてみた。


結果


「私には早い」



みなさま、信じられるでしょうか。
実はこのヨガ、ホットヨガだったのです。

ホットヨガというのは、サウナのような暑い室内で行うヨガなのですが、ヨガ上級者でも音を上げることがあるほどのタフなトレーニングだと聞いていたので、ヨガ屋さんを探す際には、ホットヨガでないことを確認してから、と思っていたのです。
にもかかわらず、インターネットに驚くことにホットヨガであるという記載が一切なく、ただただ初心者でも安心、ということがさかんに謳われていたのです。

(その後、ホームページの方は覗いておりませんので定かではありませんが、新聞にはさまって来た広告には、大きくホットヨガと書かれておりました。)

受付で申し込みをする際にも、「私はズブの素人ですから」と念を押しましたが、「大丈夫大丈夫〜!みんな楽しくやってるから〜!」というので信頼してはじめましたところ、




死にかけました。

文字通り。



20分ほどは楽しくみなさんといろんなポーズをとってやっていたのです。
しかし、ある瞬間、突然激しい立ちくらみで目の前が真っ暗になり、立っていられなくなりました。

気分が悪ければ遠慮なく休んでください、とあらかじめいわれていたのですが、その場で休んでいる場合ではない。とにかくこの暑い室内から出なくては死んでしまう、と確信した私は、インストラクターさんの止める声を振り切って室外へ出ました。


私が貧弱なのがもちろん一番の原因でしょうが、
常連さんという方にお話を伺ったところ、
「今日は空調が壊れてて、温度高めだったよねー」
とのこと。


そしてこのホットヨガ、室外から指を加えて見ていたところ、1時間半のレッスン中、休憩が一度もありませんでした。


かつ、このような急激な運動にはぜひとも初心者クラスというものが必要と考えられますところ、そのようなものはこのスタジオにはありません。
同じように感じた初心者の方でしょう。レッスン後にインストラクターに、
「レッスンが非常に苦しかったのですが、このままみなさんと同じクラスで続けてよいものでしょうか」
と質問していました。
「とにかくクラスに混じってやってみるのが一番だから」
とはインストラクターの弁。

このヨガスタジオ、スタッフもみたところインストラクターが一人でレッスンから受付から全てこなしておりました。
人手不足などからくる詭弁に聞こえました。



帰宅してM氏に電話したところ、「ホットヨガは僕でも途中で止めちゃうからねー。危ないよー。」
とのこと。

命拾いいたしました。


ヨガに対するトラウマをばっちり植えつけられてしまった今回の体験でしたが、
次回があればぜひとも、常温の室内で、じっくりと体ならしから始めたいと思った次第であります。


あ、でも
体力に自身のあるかたにはオススメですよ。
ものすごく汗をかくのですぐやせちゃいますよ。



・・・それではみなさま、お気をつけて。