日本の友人から

ひとりでなんでも楽しめることを目指してはおりますが、気のおけない友達の存在は、支えであります。

今日学校から帰ると、ベッドの上になにやら小包。


あけてみると、一冊の本が。

FREEDOM

FREEDOM


送り主は、学生寮に住んでいた頃の友人でした。

彼女は、いまどき珍しくとっても正直な人で、
この本の表紙を見た瞬間、彼女らしいな、と思いました。

この本は、世界中を旅して回った経験のある筆者が、見開きの大きな写真の上に一言ずつ言葉を紹介していく、いわゆる名言集です。

こういう本って、ヴィレッジヴァンガードなどでよくみかけますが、
私は心惹かれても買う勇気がありません。


なぜなら、きっと後ろめたい気持ちになってしまうから。

まだまだ人に引け目を感じたり、人と比較して優越感、劣等感を感じてしまう部分がある私には、こうして”自分”という価値だけで勝負している人の言葉はまぶしすぎるのです。


この本を贈ってくれた友人に、この場でお礼を。
ほんとうにありがとう。
あなたのような人がいると思うと、日本に帰る勇気がわきます。


この本は週末を使ってじっくり考えながら読んでみます。

Q・書くのですか? A・書くのです。

お初にお目にかかります。
ニャン田忠太郎でございます。

大学を3年終了時に休学して、ただいまオーストラリアはゴールドコーストにて語学留学をしている女子です。
そう、女子でございます。
(ニャン田忠太郎という名前は、昔住んでいた学生寮でのあだ名でございました。)

このたびは留学先にて悶々していたときに、
お世話になっている留学会社の社長さんに、「ブログでもはじめてみたら?」
とすすめられ、初めてみたしだいでございます。

何よりも続けることが大事だと定めて書いてみようと思います。



ブログの趣旨説明は以下の記事にて。
http://d.hatena.ne.jp/nyandachuratoh/20111103/1320318355


お目汚しにならないよう、精進してまいります。

ゴールドコーストひとりあそびのすすめ

ひとりはさみしいですか?

さみしいですね。


でも、ちょっと待ってください。

確かに、
お友達といつも一緒、いつも楽しくおしゃべり。
ランチは一緒におしゃれなカフェ。夜は夜とて女子会。
週末は車でグループ旅行・・・・・
こんな生活には憧れますとも。


しかし。
お友達とはいつかは離れ離れになります。
進学、就職、結婚。
いろんな節目を乗り越えて、ひとりになったとき。



そんなとき自分ひとりでも楽しみを見つけていけたら。
突然の転機にも柔軟になれると思いませんか?


そんな”楽しいひとり”を目指すのがこのブログの意義でございます。


何?
そうはいってもひとりはさみしい?

いやいや。

ひとりだと、誰に迷惑をかけることなくわがままに楽しめちゃうんです。
ああ自己中心。
ああ気楽。



ひとりでいることのメリット

1.自己満足を存分に楽しめる

2.人が寄って来る

3.恥をかくことを気にしなくていい

4.待たなくていい




1.自己満足を存分に楽しめる

あなたが水族館に行ったとします。
そこでつぶらな瞳のウーパールーパーを見かけて一目ぼれしても、あなたのお友達が同じようにウーパールーパーに恋をするとは限りません。
それゆえ、あなたがウーパールーパーの最高にかわいい瞬間を写真におさめようと水槽の前で格闘していても、お友達はただただ退屈で、あなたを冷たい目で見つめているかもしれません。
あなたもそんなお友達の雰囲気を感じて、申し訳なくなって、かわいいかわいいウーパールーパーと泣く泣くお別れしなければならないかも。

しかし一人だったらどうでしょう。
あなたをせかすものは何もありません。強いていえば後からやってきた子供たちですが、譲る必要なんてありません。撮りましょう。心のゆくまで。
あなたのウーパールーパーが、最高の表情を見せるまで。
一人ならそれが許されます。


2.人が寄って来る

ユニークな人々がいます。今日初めてあったのに、ものすごくフランクに話しかけてくれる人々です。
特に、今私が留学しているオーストラリアにはそんな人が多くいます。その多くはオジさんですが、いいではありませんか。
オジさんはごはんをおごってくれます。

そしてそんな素敵なオジさんに出会うには、ひとりで行動しなければならないのです。
お友達と一緒に歩いて楽しそうに会話していては、こういうオジさんは話しかけてきてはくれません。
「若い子同士がいいに決まってるよな」
と、オジさんが引け目を感じてしまうからです。

私のオーストラリアいちの親友は、40歳の現地人のお兄さんです。(お兄さんですよ。)
私が一人で途方にくれているように見えたから、声をかけてくれた、とのことです。
お友達と一緒にいるときは、そんなに途方にくれますか?
くれませんね。

ユニークな人々は、いつでも新しいともだちを探しています。
しかし彼らは思いのほかシャイなのです。グループにはなかなか声をかけてくれません。
ひとりでまちにでると、そんな彼らと出会えますよ。


3.恥をかくことを気にしなくていい

旅の恥は掻き捨て、と申します。
私もオーストラリアでは多くの恥をかきました。
しかし、お友達と行動しているときは、ついつい守りに入ってしまって恥もかけません。
やっぱりかっこ悪いところは見せたくないからです。

しかし一人ならどうでしょう。
誰もみていませんね。
初めて入ったレストランで、メニューに知らない単語があったとします。

あなたのお友達が、
「この、Rump って何?」
と聞いてきました。

「ナンだろうね。ちょっと辞書でひいてみるね。」
これでもいいですが、知らないと認めるのはちょっとかっこわるい。

「うーん、ラム、じゃない?」
と推測で言ってしまうのもいいですが、はずれたときの恥といったらありません。

と、こんなわずらわしいことを、おいしいものを食べながら考えたくはないですね。

おいしいレストランには、一人で行くのも手でございます。
一人で存分に電子辞書を引いて、ナンでしたら友達をさそって再訪するのはどうでしょう。
通を装えますよ。通はかっこいいなぁ。


(ちなみにRumpはお尻の肉です。)


4.待たなくていい

洋服選びに興味がない方に朗報です。

一人ででかければよいのです。
色気より食い気が先行する私のような方、あなたがフリーマーケットに来たとしましょう。

ものすごくおいしそうなケバブの屋台が向こうに見えているというのに、あなたのお友達は中古の洋服選びに夢中です。
フリーマーケットに着てまで試着をしたいのか?と思いますが、試着室が用意されている限り、試着しなければならないのです。
そして結局、買わないのです。

しかしあなたは「先にいってるねー」とだけいってケバブとビールでよろしくやることは許されません。
お友達と一緒に来ている意味がないからです。

だったらどうでしょう。
一人で行っては。
あなたは好きなときに好きなだけケバブを食べて、実は大好きであるヘビメタのバンドTシャツを遠慮なく漁ることができます。
(それは私だけですか。)

もちろん、試着大好きなあなたにとっても素敵なことがあります。
それはもちろん、好きなだけ洋服をとっかえひっかえできることです。
待たせている人がいないので、いくらでも鏡の前でポーズをとってよいのです。
感想を言ってくれる人がいない?
お店の人に聞きましょう。なんでも似合うと言ってくれます。なんて気分のよいことでしょう。




すさまじく自己中心的ですねぇ。
そしてすさまじく自由です。



友達と予定が合うときは友達と楽しんで、
そうでないときは自分ひとりでも楽しめる人間になるぞ!


どうか少しばかりお付き合いくださいませ。