留学インタビューを受けた

留学に踏み切った理由とか、思い出とか、そういうことを聞かれた。

ホストファミリーのぶっとび具合とか、パースに旅行にいったときの話とか(このトラウマ旅行に関しては後ほど詳しく記事を書きます)
べちゃくちゃ喋りすぎた。社長さんには申し訳ないことをしました。

しかもその後コーヒーまでご馳走になってしまった。
そこで、現職に至るまでの経歴や、今まで手がけてきた企画の話など、さまざまな職を経験してきた社長さんならではの面白い話がたくさん聞けた。
駅にパンスト屋を作るという企画のプレゼンをした話とか。
本にしてまとめてくれたら絶対買うのに、というほど面白い話だった。


そして
以前にも言われたことだが、また言われてしまった。
「君は組織のなかで出世したりできる人間じゃない」
「インタビュー受けはしないよね」

まだ2,3回しか会って話したことないのに・・・



でもとても、その通りです。


こんなことを言われたら、普通は結構傷つくはずなのに、なぜかちょっと嬉しかった。
自分では精一杯しっかりしてるところを見せようとしていたつもりが、すっかり見破られてしまって逆に気持ちよかったのか。
私の”しっかりしてる風”の振る舞いは、ちっとも働いてないということをがっつり突きつけられてしまったけれど。

オトナにはちゃんとわかってしまうんだ、ということは、
いわゆる演技は、しようとしたってムダで、
だからこそ、私自身に価値を見出してくれる組織だったり個人だったりにアピールするほかはないのだと、
そう気づかされた。



いまのところ、私は真面目一辺倒だが好きなことしか頑張れないという困ったタイプだが、
なんとかダメな面を違った見方でよい方向に捉えることはできないかな、と。



ともかく、社会で生きるオトナたちの中には、新しいことをどんどんやっていくすごい人たちがいて、
そんな人たちのエネルギーとクリエイティブな頭脳をもってすれば日本安泰である、と何か憂いが晴れてみたり、
働き出したらあとは定年まで地獄、ぐらいに思っていたのが、働くことに楽しみを見出すってことが可能に思えてきた。


そして人間愛。
そんなにいろいろなことを経験してきた人なのに、どうしてこんな甘ったれに親身になれるのか。
「ケッ、甘いんだよ」なんてのはおくびにも出さない。
自己否定も激しい代わりに他人もシビアに見てしまう私には無い要素だ。

あんなふうになりたいなぁ。



今日は本当に勉強になりました。