うまい甘味、パンナコッタ編

ラリアのデザートは甘い。


がっつり甘いものが好きな方には天国のような国といえますが、
そうでない場合は、一口食べると、頭に”糖尿”の二文字が浮かんで消えます。
生クリームよりもアイシングシュガーがトッピングの主流ですもの。



そんななかでこの一品。
Vapianoのパンナコッタ!


う・・・うまい!


なにより甘さひかえめなのがうれしい!
日本で食べるスイーツと同じくらいのつつましい甘さです。
ひんやりしているので夏でもいけそう。
バニラビーンズをたっぷりつかった甘い香りがなんともいえません。

砂糖を使えばいいってもんじゃないんだぜ、と、この国では何度思ったことでしょう。
「おいしいスイーツが食べたい、安価で。」
そんな願いをかなえたこの一品、ああ教えたくないっ!

このパンナコッタは2人にすすめましたが2人とも大絶賛してくれました。
値段は$3.90とお手ごろで、しかもお好みで、甘酸っぱいイチゴのソースをかけてくれます。


サーファーズパラダイスの目抜き通り、カビルアベニューからすいっと横に入ったところにあるこのイタリアンレストラン、
メインメニューのパスタはちょっと高めです。
個人的には、値段の割に大味かな、と思いました。
平日ランチタイムはパスタが10ドルになると案内が出ていました。パスタはこのときに行くのがよいでしょう。

しかしその分飲み物やデザートは安めの価格設定で、カフェ感覚で行くのが実は一番なのかもしれません。


ひとりカフェにもなかなかに適。
イスにも背もたれがなく長時間いるのには向きませんが、ちょっと読書するには十分でしょう。
バルコニーにある席からカビルアベニューを見下ろす気分はちょっと偉い人になったよう。タイミングが合えば路上パフォーマンスもここから楽しめます。
場所によってはビルの隙間から海も見えて、ちょっと感傷にもひたれるロマンティックな立地なのでございます。

最近気になるのが、私がクッキングパパと影で呼んでいるコックさん。
目がクッキングパパに似ているのですが、色黒で、どこかラテンな雰囲気です。外国からいらした方なのではないでしょうか。
こういうことがあるとパンナコッタの食べ方も少し上品になってしまいます。なんかこう、一口が小さくなったりしちゃいます。乙女ですね。

パンナコッタのほかにも、ティラミスやチョコレートケーキなどのバラエティがあります。
おすすめです!