続セカンドビザ考

※ご注意
この記事は、ワーキングホリデーでオーストラリアに来た方、または行こうと考えている方に向けて書かれたものです。
事例として示したものはすべて事実ですが、単なる一例にすぎないことをご承知ください。




以前書いた「セカンドビザ考」という記事http://d.hatena.ne.jp/nyandachuratoh/20111107/1320648266に関して
前回は現実面の厳しさに主眼を置きました。

では、そういった厳しさがあってもなおセカンドビザをとることのメリットとは何なのでしょうか。
今回はそのメリットについて考えてみます。

まずは簡単なおさらいから。
+セカンドビザの基本についておさらい

セカンドビザとは、ワーキングホリデービザをとって入国した人が、政府の定めた条件をクリアすることによって、もう1年滞在を延長するために取るビザのこと


ではどうしてそのセカンドビザを取るのでしょうか
+メリットとは

①英語力
英語を話せるかどうかは、座学1割、慣れ9割という実感があります。
その点、もう一年滞在期間がのびることは、流暢さを増す上で当然役にたちます。
ある日本人男性は農場で3ヶ月働いた後、発音がカンペキなオーストラリア英語になったそうですよ。

②収入面
セカンドビザを取るためのお仕事では、多くの場合給料を得ることができます。この仕事中、特に農場の仕事では周りに娯楽がなく、お金は貯まる一方という場合が多いので、ここで貯めたお金でラウンドトリップに出たり、学校に行ったりと選択肢も広がります。

③職歴に
外国で働いたということは、日本に帰ってから胸を張って発表できることの一つでしょう。
履歴書に職歴として書くもよし、そのときの経験を面接で語るもよし。
生かし方は自分次第で様々です。
友人の一人は、日本では農学を専攻する学生さんだそうですが、農場での経験を将来勉強に生かすつもりだと言っていましたよ。

④日本人のいない環境
都会にくらべて、農場では当然日本人が少ない環境で過ごせます。
どこにいってもアジア人が多いという情報は聞きますが、私の友人は農場でイタリア人のかっこいい男の子となかよくなったと言っていました。
そういう機会も期待できるかもしれませんよ。
なんちゃって、ゲスだなぁまったく。


いかがでしょう
魅力的なセカンドビザ、
ぜひ賢く取って上手に生かしたいですね。

派遣される農場によってピンからキリまで待遇に様々な違いがありますから、エージェントや経験者に話を聞いたり、インターネットで情報を集めるなど下準備をしっかりして、慎重に行き先を選びましょう。いざ場所が決まったら、体調を整えるなどして、万全の体制で臨みましょう。

そして自分に合わないな、と感じたら、まずは時間をとってじっくり考えてみましょう。時間に余裕があれば、帰ってからまた新しい場所を紹介してもらうことも可能ですから、辛くなりすぎる前に勇気ある撤退をすることも、一つの賢い選択です。人間誰しも体が資本ですぜ。

なにより、楽しんで働けることが一番です。
それが日本人が、労働環境の異なるオーストラリアに来る一つの大きな意義でもあるのだと思います。
ですから、楽しんで働けるところで働くのが、あなたにとって一番いいことなのだと思います。
少なくともオーストラリアでは、ね。





それでは各人、今日もオーストラリアを満喫していきましょう!!